Futaba RC Technology - UR(Ultra Response)モード、SR(Super Response)モード -
UR(Ultra Response)モード、SR(Super Response)モード
URモードはFutaba最速を誇るモードで、従来のSRモードの信号フォーマットをプロポと受信機間の通信方式を含めてゼロから見直し、様々なシチュエーションを想定したフィールドでの最終テストを経て完成しました。レスポンス(レーテンシー)については、無線通信に同時開発のF-4Gを組合せることで、図に示すとおり従来のSRモードよりも約30%アップを達成し、ドライバーの意図をより正確に実際の車体の動作に反映させることができます。
URモード/SRモードに設定されたサーボは、好みに応じて動作フィーリングを設定することができます。
また、URモードはSRモードよりも設定の自由度や使い勝手が向上し、フィールドにおいても最適値へのセッティングを素早く進めることができます。
【ヘリコプター用URモード】
Futabaはヘリコプターの安定制御に必須となっているジャイロについて、コマ回転式ジャイロの開発からはじまり、その後セラミック振動子の登場により小型化と大幅なレスポンス向上を達成。また、MEMS技術の進化による更なる角速度センサーの小型化と安定性の飛躍的改善と多軸化が現在のジャイロの機能・性能のベースになっています。
このセンサーの高速レスポンスを受け止めるためのサーボ側にも同様の性能が求められるため、「760uS」システムを開発しジャイロ専用サーボに導入してきましたが、更なるレスポンスの向上を実現するため、カー用サーボ開発で完成したURモードの技術をヘリコプターシステムのジャイロ・サーボ間のフォーマットとして取り入れました。 これにより、超高速で送られてくるジャイロセンサーの微妙な姿勢変化の情報を、より正確にヘリコプターの動きに反映することができます。